さくら“ミセス1勝”へ意気込み 満面笑み会見「凄くうれしい」

[ 2014年4月24日 05:30 ]

結婚指輪を披露し笑顔の横峯さくら

 女子ゴルフのフジサンケイ・レディース・クラシック(25日開幕、静岡・川奈ホテルGC)の前夜祭が23日、静岡県伊東市の川奈ホテルで行われ、前日にブログで結婚を発表した横峯さくら(28=エプソン)が“ミセス1勝”への意気込みを語った。妊娠はしておらず、披露宴は今オフを予定。夫となった森川陽太郎氏(33)も横峯と“時間差”で会見し喜びを語った。

 前夜祭会場近くの会見場に横峯が登場すると、一斉にカメラのフラッシュがたかれた。ワンピース姿の新妻の左手薬指にはプレー中も外すことのないフランスの高級宝飾品ブランド・ブシュロンのプラチナの結婚指輪が輝いていた。

 「(結婚して)2人なので」と首にはダイヤがちりばめられた数字の「2」をかたどった高級ネックレス。幸せいっぱいの28歳は「凄くうれしい」と笑顔を見せると、大会に向けて「これだけ注目されているので予選落ちしないように気をつけます。土曜日(予選)が終わって、そういう(優勝を狙える)位置にいたらもちろん考えたい」と決意を示した。

 夫の森川氏は元サッカー選手の33歳で、アスリートのメンタルトレーニングをサポートする会社・リコレクトの代表。昨年のこの大会から横峯のメンタルトレーナーを務め、この日、ツーショットになることはなかったが、横峯と同じ指輪をはめ「幸せな気分です。好きなところ?家庭的なところ。ハンバーグがおいしい。料理作ると言ってくれてるので凄く楽しみ」と満面の笑み。

 2人は2年半前に知人の紹介で知り合い交際開始。1年が過ぎた12年11月に森川氏からプロポーズを受けた横峯は、すぐに「OK」の返事をしたものの、勝てない時期が続いたため「入籍は待ってもらっていた」という。以前は仕事の話をプライベートに持ち込まなかったが、精神面の強化を図るため森川氏に頼んで指導を受けるようになった。するとすぐに効果が表れる。帯同を始めた翌週のサイバーエージェントで1年11カ月ぶりの優勝を果たし、昨季は4勝を挙げ、賞金女王を森田と争う大活躍を見せた。

 かつては30歳での引退を口にしたこともあったが、結婚を機に心境も変化。今後も夫婦でツアーを転戦し、09年以来の賞金女王奪回を目指していく。

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