高1みなみ 快挙へ1差も「普通にやれればいいかな」

[ 2014年4月20日 05:30 ]

9番、バンカーからリカバリーショットを放つ勝みなみ

女子ゴルフツアー KKT杯バンテリンレディース第2日

(4月19日 熊本県菊池郡 熊本空港カントリークラブ=6455ヤード パー72)
 高校1年生のアマが、歴史を塗り替える挑戦権を手にした。首位と1打差で最終日に臨むこととなった勝は「普通にやれればいいかな」と屈託のない笑顔を見せた。

 「きょうは自分でパープレーを目標にしていたので達成できて良かった」と言う通り2日目も堂々たるプレーを見せた。「パットが良かった」と4番から3連続バーディー。7、9番でボギーを叩くと「小4の時からファン。3番までちゃんと歌えます」という阪神の球団歌「六甲おろし」を口ずさみながら気分転換を図り14、16番バーディーで盛り返した。

 12年に九州女子アマを史上最年少の13歳で制したが「まったく緊張しなかった」という強心臓の持ち主。ツアーの最年少優勝記録は12年サントリーを制した金孝周(韓国)の16歳332日。20日で15歳293日になる少女が、宮里も横峯もできなかった快挙に挑む。

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2014年4月20日のニュース