礼留飛に新潟県民栄誉賞「感謝しかない」　レルヒさんも出迎え

新潟県のご当地キャラ「レルヒさん」の出迎えを受ける清水礼留飛

　新潟県は１８日、ソチ五輪のスキージャンプ団体で銅メダルに輝いた同県妙高市出身の清水礼留飛（２０）に県民栄誉賞を授与した。清水は県庁で「地元からの応援が一つでも欠けていればメダルは取れなかった。感謝の言葉しかない」と笑顔で話した。

　清水は団体１番手の大役を務め、メダル獲得に貢献。正面玄関では、同じ名前の新潟県のご当地キャラ「レルヒさん」や、県職員ら約２００人が出迎えた。

　泉田裕彦知事からメダルの感想を聞かれると「小さい頃から憧れていたのでうれしい」とにっこり。所属する雪印メグミルクの原田雅彦監督も同席し「日本を背負って立つ選手になる。これからもレベルアップしてほしい」と激励した。

　同賞は、ソチ五輪でメダルを獲得した平野歩夢、小野塚彩那らも受賞している。新潟日報社も同日、清水に「新潟日報スポーツ特別栄誉賞」を贈った。