金メダリストの吉田、古賀氏が強化委員に就任 東京五輪見据え

[ 2014年4月4日 20:57 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)が4日に福岡市内で開いた強化委員会で、1992年バルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦氏が男子、古賀稔彦氏が女子の強化委員に1日付で就任したことが報告された。斉藤仁委員長は「2人は柔道界のカリスマ。他の人にない感性で現場や選手にアドバイスしてほしい」と一時代を築いた人気柔道家の影響力に期待した。

 実業団のパーク24で監督を務める吉田氏は「今から若手を鍛えないと東京五輪まで間に合わない。物を申していきたい」と抱負を述べた。この日は欠席だった古賀氏は、環太平洋大で女子を指導している。ともに強化指定選手を複数抱えており、全柔連と所属先の連携を密にする狙いもある。

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2014年4月4日のニュース