男子は金トリオに期待 康生監督「世界で勝てる選手選考を」

[ 2014年4月4日 19:37 ]

記者の質問に答える柔道男子日本代表の井上康生監督

 柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)代表選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)開幕前日の4日、男女の日本代表監督が福岡市内で記者会見し、男子の井上康生監督は「世界で勝てる選手を選考する。その軸は絶対に変わらない」と述べた。

 井上監督は昨年の世界選手権を制した73キロ級の大野将平(旭化成)、66キロ級の海老沼匡(パーク24)、60キロ級の高藤直寿(東海大)の名前を挙げ「金メダルトリオがどんな試合をするか楽しみ。彼らが引っ張っていく」と大きな期待を寄せた。

 女子の南條充寿監督は層の厚い78キロ超級と57キロ級の争いに注目。ルール変更で試合時間が1分短い4分となったことに「積極性が求められると同時に、わずかな判断ミスが命取りになる」と対応策を説明した。

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2014年4月4日のニュース