後がない…錦織欠場の日本2連敗 デ杯テニスWG準々決勝開幕

[ 2014年4月4日 17:23 ]

チェコ戦をけがで欠場し、コートサイドから伊藤竜馬(右)に声援を送る錦織圭

 男子テニス国別対抗戦のデ杯ワールドグループ(WG)準々決勝の日本―チェコは4日、東京・有明コロシアムで開幕し、エース錦織圭(日清食品)がけがで欠場した日本はシングルスで伊藤竜馬(北日本物産)と初出場のダニエル太郎(IMG)が2連敗し、後がなくなった。

 WG初の8強入りを果たした日本は第1試合で世界ランキング146位の伊藤が47位のラデク・ステパネクに7―6、6―7、1―6、5―7で逆転負けし、第2試合では世界190位の21歳、ダニエルが40位のルカシュ・ロソルに4―6、4―6、6―3、6―4、2―6で屈した。

 3連覇を狙うチェコとの準々決勝は3日間でシングルス4、ダブルス1の計5試合で争われ、3勝したチームが準決勝に進出する。5日のダブルスには伊藤、内山靖崇(北日本物産)組が出場する予定。

 ▼伊藤竜馬の話 経験豊富な相手にもストロークは通用した。終盤は単発のミスが出た。そういうミスを少なくしたら、次はいけると思う。

 ▼ダニエル太郎の話 最終セットまでいけたのは良かったが、悔しい。こういうことは最後にしないと。第3セットから後ろに下がって相手のサーブに対応し、ラリーに持ち込む戦略はできた。

 ▼植田実・日本代表監督の話 接戦をものにできず残念。2試合とも勝つチャンスはあった。デ杯は5試合あるので、5日のダブルスに全てをかけて臨む。

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2014年4月4日のニュース