古賀稔彦氏が女子、吉田秀彦氏が男子担当　全柔連強化委

　１９９２年バルセロナ五輪柔道金メダリストの古賀稔彦氏（４６）と吉田秀彦氏（４４）が全日本柔道連盟（全柔連）の強化委員に加わることが４日、分かった。古賀氏は女子、吉田氏は男子を担当する。

　岡山県の環太平洋大で総監督を務め、女子を指導する古賀氏は全日本学生優勝大会２連覇中と手腕を発揮し、多くの全柔連強化指定選手を育てている。吉田氏は実業団のパーク２４監督として、ロンドン五輪男子６６キロ級銅メダルで世界選手権２連覇の海老沼匡らを指導。関係者によると、全柔連と選手の所属先との連携を強固にすることが狙いという。

　また昨年３月に強化委員となった筑波大大学院准教授の山口香氏（４９）が、同８月の全柔連監事就任に伴って委員を退任していたことが分かった。