遼 マスターズ切符へVあるのみ 初日ノーボギー、3アンダー

[ 2014年4月4日 05:30 ]

シェル・ヒューストン・オープンで1Wの練習を行う石川

USPGAツアー シェル・ヒューストン・オープン第1日

(4月3日 米テキサス州ハンブル ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン=7441ヤード、パー72)
 第1ラウンドがスタートし、インから出た石川遼(22=CASIO)は3バーディー、ノーボギーの3アンダー69で回った。今大会の優勝者には次週のメジャー第1戦、マスターズ(10日開幕、米ジョージア州)の出場資格が与えられる。

 石川は12番パー4の第1打で3Iを選択。フェアウエーをキープすると、残り86ヤードの第2打をピンまで1・5メートルに乗せてバーディーを先行させた。直後の13番で第1打をバンカーに入れるなどショットが乱れる場面もあったが、それでも、地道にパーを拾い続け、ノーボギーで18ホールを終えた。

 今週のテーマは「気持ちの余裕」。8位となった2週前のアーノルド・パーマー招待初日は7ホールで4Wと3Iを使ってフェアウエーをキープするなど、マネジメントが光った。しかし、前週は「ガツガツし過ぎた」とパー3以外で1W以外のクラブを使ったのは1度だけ。攻め急いで予選落ちを喫しただけに「自分の攻め方をする」とマイペースを貫いていた。マスターズへの切符をつかむには今大会で優勝するしかない。夢舞台をつかむため自分のゴルフに徹した。

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2014年4月4日のニュース