内村 リオ見据え、今季初戦で弾みつける 5日W杯東京大会

[ 2014年4月4日 05:30 ]

体操W杯東京大会公式練習後に記者会見する内村航平

 個人総合で争われる体操W杯東京大会(5日、東京体育館)の公式練習が行われ、ロンドン五輪個人総合金メダルの内村航平(25=コナミ)が「優勝すれば世界選手権(10月、中国・南寧)の内定がもらえるが、意識せずに自分が満足する美しい演技をしたい」と大会への意気込みを語った。

 今季は五輪の中間年だが、16年リオデジャネイロ五輪は27歳で迎える。年齢については「先輩たちに“25は(身体的な衰えが)来るよ”と言われている。25を乗り切ればリオにつながるのかなと思う」と発言。今季初戦で2年後に向け弾みを付けるつもりだ。

 一方、昨年の世界選手権個人総合銀メダルの加藤凌平(20=順大)は「(内村と)張り合える位置にはいると思うので、少しずつプレッシャーをかけていきたい」と激しく火花を散らした。

 なお、日本勢は、ほかに、女子の寺本明日香(18=中京大)、美濃部ゆう(24=朝日生命)が出場する。

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2014年4月4日のニュース