渡部暁斗を長野市が表彰 市民が大いに勇気をもらった」

[ 2014年4月2日 11:46 ]

 ソチ五輪ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗選手(25)に2日、長野市から市民栄誉賞が授与された。渡部は「こんな賞をもらえるとは思っていなかったのでうれしい」と笑顔を見せた。

 表彰状を手渡した加藤久雄市長は「市民が大いに勇気をもらった」と述べ「(4年後の)平昌五輪でも優勝を目指して頑張ってほしい」と激励。渡部は「ワールドカップでも五輪でも勝利をつかめるよう努力したい」と力を込めた。

 同賞はスポーツや芸術などの分野で顕著な功績を残した人に贈られ、これまでにノルディックスキー複合で活躍した荻原健司さん、次晴さん兄弟ら11人が受賞している。

 長野市は、ソチ五輪ノルディックスキージャンプ団体で銅メダルの竹内択選手(26)への授与も決めているが、竹内選手が3月下旬から検査入院しているため、後日贈る方針。

続きを表示

2014年4月2日のニュース