左脚付け根を痛めた錦織 日本で精密検査へ

[ 2014年3月29日 08:24 ]

シングルス準決勝を棄権、記者会見する錦織圭

 テニスのソニー・オープンは28日、米フロリダ州マイアミで行われ、世界ランキング21位の錦織圭(日清食品)は左脚付け根の痛みのため、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)との男子シングルス準決勝を棄権した。

 2月のデルレービーチ・オープン2回戦も同じ部分の痛みで棄権した。近く帰国して精密検査を受け、4月4日に始まる国別対抗戦、デ杯ワールドグループ準々決勝に出場するか決める。

 錦織は「おとといの(フェデラーとの)試合でかなり痛みを感じ、きのうはほとんど動けなかった。できるだけのことはしたが、さすがに2日間では良くならなかった」と話した。

 今大会は4回戦で第4シードのダビド・フェレール(スペイン)、準々決勝で四大大会最多17度の優勝を誇る第5シードのロジャー・フェデラー(スイス)を破る快進撃を見せた。

 ▼錦織圭の話 (患部は)治ったり、痛くなったりの状態が続いていた。寝返りだけで痛かったり、気持ちで押し切れる状況ではなかった。(今後は)いくらデ杯といえども無理はできない。少しでも痛みがあれば(出場は)難しいと思う。(共同)

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2014年3月29日のニュース