鶴竜に4カ条“先輩”貴親方が雲竜型土俵入り指導

[ 2014年3月28日 05:30 ]

貴乃花親方(右)の指導で、土俵入りの稽古をする新横綱鶴竜

 大相撲の第71代横綱に昇進した鶴竜(28=井筒部屋)の新しい綱を作る「綱打ち」が27日、大阪市西成区の井筒部屋宿舎の稽古場で行われた。真新しい綱が約2時間で完成すると、鶴竜は貴乃花親方(元横綱、本紙評論家)の指導で雲龍型の土俵入りを稽古し、4カ条のアドバイスを受けた。28日には東京・明治神宮で新横綱の推挙式と奉納土俵入りが行われ、昇進後初めて横綱土俵入りを披露する。

 平成の大横綱による初の土俵入り指導に、ーカーフェースの新横綱もさすがに緊張した。所作を一つ一つ実演しながら説明する貴乃花親方の言葉を、真新しい綱(長さ4メートル、重さ6・2キロ)を締めた鶴竜が真剣な表情で聞き入る。親方がせり上がりを披露すれば、それをまねる。親方が現役時さながらに高々と足を上げる四股を見せれば、続けて力強く踏む。「緊張しました。(親方に指導され)ありがたい」。四股を踏む際に上げる左右の手を間違える場面もあったが、20分の稽古を終え「綱を締めると実感が湧いた」と自覚が芽生えた様子だった。

 時津風一門は第47代柏戸を最後に横綱不在のため、一門の枠を超えて実現した雲龍型継承。「的確に教えられるように思い出しながらやりました」と振り返った貴乃花親方が伝えたのは「胸を張ること」「せり上がりはゆっくり大きく」「正面を意識すること」「土俵に入る際は1、2、3のリズムで」の4点だった。新横綱について「のみ込みが早い」と評価し「あしたの土俵入りは緊張すると思うけど、伸び伸びとやってほしい」とエールを送った。

 この日朝の綱打ちには一門の関取衆ら30人の力士が参加。「これだけの関取衆、若い衆が一生懸命(綱を)つくってくれた。努力しないといけない」。明治神宮で行われる横綱推挙状授与式を前に、綱の風格を漂わせていた。

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