「ゴルフの聖地」のクラブ 女性に門戸開放へ 今秋に会員投票

[ 2014年3月26日 23:59 ]

 「ゴルフの聖地」とされる英国のセントアンドルーズを拠点とする「ロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ」が男性だけを会員としてきた1754年の創設以来の伝統を改め、女性に門戸を開く方針を決めた。約2500人の会員に同意を求める手紙を送ったと26日、英デーリー・メール紙が報じた。今春に会議を開き、秋に投票を行う。

 同クラブはゴルフのルールを統括するR&Aが2004年に別組織となるまで全英オープンを主催した格式あるクラブ。ジャック・ニクラウス(米国)や俳優のショーン・コネリー氏も会員になっている。

 女性会員を認めないことについては英国内でも批判を集めており、クラブ幹部は会員への手紙の中で「女性を受け入れるかどうかを会員に諮るべき時が来た」とした。(共同)

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2014年3月26日のニュース