27日から日本ツアー開幕戦 池田、宮里優らが前日調整

[ 2014年3月26日 19:21 ]

練習ラウンドでティーショットを放つ池田勇太

 男子ゴルフの日本ツアー開幕戦となるインドネシア・プロ選手権は27日から4日間、ジャカルタ郊外のダマイ・インダ・クラブで行われる。出場選手は26日、会場で最終調整し、池田勇太は「いい準備ができた。優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 大会はワンアジアツアーを兼ね、日本ツアーの出場枠は全体の約4割の60。18ホールを回った一昨年の賞金王、藤田寛之は「ピンポジションで(狙いどころを)考えさせられるコース」と話した。昨季最終戦で悲願の初優勝を果たした宮里優作は「気負いはないし、調子も上がっている」と自信をのぞかせた。

 昨年大会7位だった池田は小平智とともにコースをチェックした。2009、10年と4勝ずつを挙げたが、その後は1年1勝にペースダウンしている28歳。このオフは練習量を増やし「ゴルフ勘を養った」と言う。選手会長としてツアーを盛り上げるためにも「早い時期に優勝し、賞金王を視野に戦いたい」と目標を掲げた。

 当初開幕戦となる予定だったタイ・オープンは政情不安の影響で延期され、夏場の開催を目指して調整中。国内でのツアー初戦は4月17日開幕の東建ホームメイト・カップ(三重県)となる。

 ▼池田勇太の話 去年のこの大会は最後に思うようにいかなくて7位だった。ことしは準備も自分なりにできているし、いい戦いができると思う。(国内初戦の)東建ホームメイト・カップに向けて弾みを付けられたら。

 ▼宮里優作の話 ショットが良くなったし、体は動いている。(好)スコアは出るかもしれない。優勝してもやることは変わらない。落ち着いて客観的に見えている。

 ▼藤田寛之の話 ここ2、3年は(オフに)充電期間がなかったが、ことしはしっかり練習できた。いろんなことをやったのはプラス。自分のゴルフができれば結果は付いてくると思う。(共同)

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2014年3月26日のニュース