トリプルアクセルも決まった 真央3度目Vへ仕上がり上々

[ 2014年3月26日 18:46 ]

公式練習で調整する浅田真央

 フィギュアスケートの世界選手権で27日の女子ショートプログラム(SP)に臨む日本勢が26日、公式練習で調整し、3度目の優勝を目指す浅田真央(中京大)は得点源となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を高い確率で成功させた。フリーで跳ぶ2回転半―3回転や2連続3回転も切れがあり、上々の仕上がりだった。

 現役最後の大会となる鈴木明子(邦和スポーツランド)はSPの音楽「愛の讃歌」に合わせ、滑りを確認した。SPが課題の村上佳菜子(中京大)は2連続3回転トーループを軽やかに決めたが、苦手の2回転半では回転が抜けて1回転半となり、修正に努めた。

 33人で争うSPの滑走順は浅田が22番、村上が23番、鈴木が24番に決まった。ソチ冬季五輪銅メダルのカロリナ・コストナー(イタリア)が25番で日本勢と同じ5組に入り、欧州選手権女王のユリア・リプニツカヤ(ロシア)は最終6組の30番で演技する。上位24人が29日のフリーに進む。

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