北海道と札幌市　葛西選手ら３人を表彰

札幌市の上田文雄市長（左から２人目）から表彰状を受け取った（左から）葛西紀明選手、（１人おいて）伊東大貴選手、清水礼留飛選手

　札幌市は２６日、ソチ冬季五輪スキージャンプでメダルを獲得した葛西紀明選手（４１）、伊東大貴選手（２８）、清水礼留飛選手（２０）に市長特別表彰を授与した。３選手は札幌市在住や同市内勤務。北海道も同日、栄誉賞を贈った。

　葛西選手は札幌市役所で「レジェンドにふさわしい雄姿に感動した」と書かれた縦約９０センチ、横約７０センチの表彰状を受け取り、「手の込んだものをもらえてうれしい」と笑顔を見せた。

　葛西選手はジャンプ男子ラージヒルで銀メダルに輝いた。団体では伊東選手、清水選手とともに銅メダルを手にした。

　市長特別表彰や道の栄誉賞は、スポーツなどの分野で功績を残した市や道の関係者が対象。これまで８０歳でエベレスト登頂に成功した冒険家三浦雄一郎さん（８１）や、長野冬季五輪のスキージャンプでメダルを獲得した原田雅彦さん（４５）らに贈っている。