豪栄道 大関見えた稀勢破り12勝 来場所13勝以上必ず

[ 2014年3月24日 05:30 ]

稀勢の里(手前)を寄り倒しで破った豪栄道

大相撲春場所千秋楽

(3月23日 ボディメーカーコロシアム)
 豪栄道が稀勢の里を倒して12勝目を挙げ、「三役3場所33勝」が目安の大関昇進への足掛かりをつくった。立ち合いからおっつけて前に出ると、前まわしを引きながら一気に寄り倒し。「最後にいい相撲で締められた。言うことない」。13日目には日馬富士を破り殊勲賞を獲得するなど、地元大阪で1横綱2大関を破る大活躍を見せた。

 昭和以降では2位となる12場所連続の関脇で、来場所は1位の魁皇の13場所に並ぶ。この期間に2桁勝利は3度あったが、いずれも次の場所で8勝以下の成績に終わり大関獲りの足場固めに失敗。「心と体をまた鍛えたい」。先場所が8勝で今場所は12勝。来場所に13勝以上を挙げ、優勝争いに絡めば大関昇進も見えてくる。

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2014年3月24日のニュース