キム・ヨナ「銀」に不服申し立て 韓国スポーツ組織

[ 2014年3月21日 20:20 ]

 韓国の大韓体育会は21日、ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子で、韓国のキム・ヨナが銀メダルに終わったことを不服とし、審判団の構成に関する異議を国際スケート連盟(ISU)に申し立て、調査を求めることを決めたと明らかにした。

 キム・ヨナは開催国ロシアのアデリナ・ソトニコワ選手に敗れた。キム・ヨナ自身は判定への不満を口にしていないが、所属事務所を通じ「体育会の(申し立ての)決定を尊重する」とのコメントを出した。韓国では現在でもキム・ヨナが本当の金メダリストだと主張する声がある。

 韓国側は、審判の中にロシアのフィギュア団体会長の妻と、過去に不公正判定で資格停止処分を受けたウクライナ人が加わっていたことを問題視している。

 韓国オリンピック委員会も、採点を遺憾とする文書を国際オリンピック委員会(IOC)に送っている。(共同)

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2014年3月21日のニュース