狩野「金2つは出来過ぎ」と誇らしげ

[ 2014年3月20日 12:19 ]

ソチ冬季パラリンピックから帰国し関係者に迎えられるアルペンの(右から)狩野亮選手、森井大輝選手、鈴木猛史選手

パラリンピック日本選手団が帰国

 ソチ冬季パラリンピックの日本選手団が20日、成田空港に帰国して空港内で記者会見し、アルペンスキー男子座位で2冠を達成した狩野亮(28)=マルハン=は「難しいコンディションの中で金2つは出来過ぎ。日本チームのおかげ」と誇らしげだった。同回転座位を制した鈴木猛史(25)=駿河台大職=は「早く自分のベッドで寝たい」と目をこすった。

 選手たちはやや疲れた様子だったが、周囲からのねぎらいの声には「ありがとうございます」と笑顔で応じた。バイアスロン男子7・5キロ座位で銅メダルの久保恒造(32)=日立ソリューションズ=はそろいの法被を着た所属会社の社員に迎えられ、ほっとした笑顔。「4月からは会社で車いす陸上部を立ち上げる。残り少ない競技人生、もう一度チャレンジ」と飽くなき向上心を見せた。

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2014年3月20日のニュース