女子連覇へ16歳山口自然体「楽しんでやれれば」

[ 2014年3月20日 05:30 ]

記者会見でポーズを取るバドミントンの(左から)田児賢一、山口茜、高橋礼華、松友美佐紀

 日本バドミントン協会は、国際大会のヨネックス・オープン・ジャパンを6月10日から6日間、東京体育館で行うと発表した。

 昨年の女子シングルスで全種目を通して日本勢初優勝を果たした山口茜(16=福井・勝山高)は「2連覇とかはあまり考えずに楽しんでやれればいい」と自然体を強調。フットワークを生かした粘り強さが武器で「厳しい球も返して、相手が嫌になるくらい粘りたい」と話した。また、元日本代表の潮田玲子さん(30)が大会アンバサダーに就任し「アンバサダーとして携われて光栄。PRして盛り上げたい」と意気込みを語った。大会には広報や運営活動で加わるが、この日の会見では早速、選手らに質問を浴びせていた。

 ≪田児男子初Vだ≫世界ランク3位で男子シングルスの田児賢一(NTT東日本)も初制覇を狙う。昨年は決勝に進出し、同1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)と接戦を演じた。昨年10月のフランス・オープンではリベンジを果たし「目標は昨年の結果を上回ること。簡単ではないが一つ一つ戦っていきたい」と頂点を見据えた。女子ダブルスは高橋礼華、松友美佐紀(ともに日本ユニシス)組に期待が懸かり、高橋は「(強豪の)中国選手に勝つ気持ちでプレーしていきたい」と気合を入れていた。

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2014年3月20日のニュース