「吉田先生のタックルで勝てた」教え子・土性は金メダリスト撃破

[ 2014年3月17日 05:30 ]

2年ぶり優勝を果たし、笑顔の(左から)アニマル浜口氏、浜口京子、吉田沙保里

レスリング国別対抗戦女子W杯最終日

(3月16日 東京都板橋区・小豆沢体育館)
 優勝が決まったあととはいえ、全勝で締めたのは2人の重量級の活躍があったからだった。69キロ級の土性はロンドン五輪72キロ級優勝のボロベワに1―3から逆転勝ち。栄勝コーチ主宰の一志ジュニア出身で「吉田先生から教えてもらったタックルで勝てた。五輪金メダリストを倒して、吉田先生と表彰台に上がれて良かった」と息をついた。

 新設の75キロ級で初勝利を挙げた瞬間に天に両手を突き上げた浜口は「天井のところで吉田コーチが見ててくれると思ったから勝利を報告しました」と説明。ロンドン五輪でメダルを逃した夜、栄勝さんが夕食をともにしてくれたエピソードもしみじみと振り返った。

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