両横綱が8連勝ターン 大砂嵐は遠藤に敗れる

[ 2014年3月16日 18:49 ]

白鵬が上手投げで高安を下す

 大相撲春場所8日目は16日、大阪市ボディメーカーコロシアムで行われ、両横綱が8連勝でトップに並んだ。白鵬は高安を上手投げで仕留め、自ら持つストレート給金直しの最多記録(1場所15日制定着後)を32度に伸ばした。全勝ターンは最多の7場所連続で自身2度目。日馬富士は上手投げで魁聖を下した。

 綱とりの大関鶴竜は関脇豪栄道との1敗対決を突き出しで制した。7連勝していた平幕大砂嵐は遠藤に敗れて初黒星。かど番大関の稀勢の里は6勝目を挙げ、大関琴奨菊は3敗目を喫した。

 2横綱を1敗で鶴竜、大砂嵐が追う。十両は豊真将がただ一人全勝。

 ▼北の湖理事長(元横綱)の話 (白鵬について)いくら横綱でもストレートの勝ち越しは簡単なものではない。その安定感があるから優勝回数も増える。遠藤は柔軟性が生きた。(星が)五分だから勝ち越しの芽が出てきた。4連勝したから自信を持って取れるでしょう。

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