綱とり鶴竜、連敗回避「目の前の一番に集中したい」

[ 2014年3月12日 20:26 ]

大相撲春場所4日目

(3月12日 ボディメーカーコロシアム)
 綱とりの大関鶴竜は連敗を回避した。前日の敗因だった立ち合いの弱さを反省し、琴欧洲に頭からぶつかる。引き技に頼らず前に出た。勝ち残りの土俵下で、鋭い踏み込みから寄り切った白鵬の相撲を見て「横綱のような立ち合いができればいい」と脳裏に焼きつけた。

 あと1敗すれば場所後の横綱昇進は極めて厳しくなる。窮地の状況は変わらない。部屋ではDVD観賞でリラックスする大関は「あまり深く考えずに、目の前の一番に集中したい」と自然体を肝に銘じた。

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2014年3月12日のニュース