平岡卓が岐阜県庁訪問　ソチ五輪銅メダル「応援のおかげ」

　岐阜県郡上市のスキー場「高鷲スノーパーク」で練習を重ね、ソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプ（ＨＰ）で銅メダルに輝いた平岡卓（１８）が１２日、古田肇岐阜県知事を表敬訪問し「みなさんの応援のおかげで銅メダルが取れました」と感謝の言葉を述べた。県は岐阜県文化・スポーツ功績賞を贈った。

　メダルを首から下げ、グレーのブレザー姿の平岡が県庁に姿を現すと、集まった県職員ら約４００人が拍手で歓迎。

　ホールで面会した古田知事が「堂々の銅メダルで感動を与えてくれた。高鷲の名前を世界にとどろかしてくれた」とたたえると、平岡は「毎週末、岐阜に通っていたので第二のふるさとです。こうして報告できてうれしい」と応えた。

　平岡は小学生のころから毎週末、父親の車で高鷲スノーパークに通い、スノーボードの技を磨いてきた。