43歳岡部の引退発表、コーチに 長野で団体金、14日会見

[ 2014年3月11日 17:27 ]

98年長野五輪のスキージャンプ団体で金メダルを決め、喜ぶ(左から)船木、原田、岡部、斎藤

 ノルディックスキー・ジャンプの1998年長野冬季五輪団体の金メダリストで43歳の岡部孝信が所属する雪印メグミルクは11日、岡部が現役を引退すると発表した。関係者によると、同社スキー部のコーチに就任する。斎藤浩哉監督が退任し、原田雅彦コーチが監督に昇格する。

 14日に札幌市で記者会見を開く予定。

 岡部は身長165センチと小柄ながら鋭い踏み切りを武器に94年リレハンメル五輪の団体銀メダルにも貢献。2010年バンクーバー五輪では日本選手団主将を務めた。ワールドカップ(W杯)は通算5勝。最後の勝利は38歳だった09年3月で、ことし1月に41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が勝つまでW杯優勝の最年長記録だった。

 今季はソチ五輪代表からは外れたが、3月2日に国内大会で勝つなど健在ぶりを示していた。

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2014年3月11日のニュース