遼 風に苦戦27位後退「風の判断難しかった」

[ 2014年3月10日 05:30 ]

第3ラウンド、12番グリーンでラインを読む石川遼

USPGAツアープエルトリコ・オープン第3日

(3月8日 プエルトリコ・リオグランデ トランプ国際GC=7506ヤード、パー72)
 25位から出た石川遼(22=CASIO)は4バーディー、1ボギーの69で、33位から出た今田竜二(37=フリー)は5バーディー、1ボギーの68で回り、ともに通算8アンダーの208で27位となった。67をマークしたチェソン・ハドレー(26=米国)が通算16アンダーで首位に立った。

 第2ラウンドまでに比べて風が弱まり、上位選手は大きくスコアを伸ばした。石川も3つ伸ばしたが、順位を下げてしまい「(風の)強さの判断は難しかった。アイアン(ショット)の距離感が合っていなかった」とすっきりしない表情だった。

 2番パー5で第3打をピンそば50センチに付けてバーディーを先行させ、前半で3バーディーを奪った。しかし後半はアイアンの精度を欠いた。前日のホールアウト後、決勝ラウンドは攻めにいく覚悟を示したが、しぶとくパーを拾うホールもあり「攻めていけない感じになった」と反省した。

 首位とは8打差に開いた。最終ラウンドに向けて「優勝(を狙える位置)から離れてしまっているので、自分のプレーをしっかりして、一つでも順位を上げられるように頑張りたい」と話した。

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2014年3月10日のニュース