渡部暁22位…前半飛躍で出遅れも距離で19人抜き

[ 2014年3月7日 09:21 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は6日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第15戦が行われ、ソチ冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)は22位だった。

 前半飛躍(HS140メートル、K点124メートル)で114・5メートルにとどまり、97・4点の41位と大きく出遅れた。トップと2分13秒差でスタートした後半距離(10キロ)では順位を上げた。ヨハネス・ルゼック(ドイツ)が第14戦に続いて今季2勝目を挙げ、通算3勝とした。

 渡部善斗(早大)は29位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は34位に終わった。

 ▼渡部暁斗の話 近くにいた選手はほぼ引き離せたし、走る方はいい感じ。手応えはある。変な風に当たらなければ表彰台争いはできる。次で借りを返したい。

 ▼渡部善斗の話 体のバランスが悪い。いろいろなことが重なって走りもジャンプも崩れている。フラストレーションはたまるが、できることをやる。(共同)

 ▼永井秀昭の話 体調が100パーセントではない中で想像していたよりも走れた。まずまず。長いシーズンでの一つの経験として今後に生かしたい。(共同)

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2014年3月7日のニュース