“女王”森田 昨季2位さくらと開幕戦でいきなり同組対決!

[ 2014年3月6日 05:30 ]

前夜祭で健闘を誓い合う(左から諸見里しのぶ、横峯さくら、宮里美香、森田理香子)

 日本女子ゴルフツアーの今季開幕戦、ダイキンオーキッド・レディースは7日、沖縄・琉球ゴルフ倶楽部(6473ヤード、パー72)で開幕する。5日は第1日のペアリングが発表され、昨季賞金ランキング1位の森田理香子(24=リコー)と同2位の横峯さくら(28=エプソン)が同組となった。昨年の最終戦までもつれ込んだ2人の女王争い。2年連続賞金女王を目指す森田の前に再びライバルが立ちはだかる。

 開幕を2日後に控え、森田は9ホールを回って調整した。第1ラウンドのペアリングが決まると「(横峯と同組で)期待されているのはうれしいし、いい組み合わせだと思う」と歓迎した。

 ちょうど1年前。森田は今大会で横峯とのプレーオフを制して優勝。開幕ダッシュを決め、年間4勝で賞金女王に輝いた。「去年はめっちゃ準備をしてきて自信を持ってやった。そういう気持ちは今回はない。ちょっとふわふわしている感じ」。言葉に気合は感じられないが、2月18日から12日間、米フロリダ州のタンパで師匠の岡本綾子ら8人で合宿を行うなど、しっかりトレーニングを積んだ。同地では米大リーグのヤンキースのキャンプを視察。チーム岡本の先輩・青山加織が田中将大投手と親交があったため、記念撮影をしてエールの交換もするなど刺激を受けたという。

 2年連続賞金女王への重圧の中、師匠の言葉で楽になった。「(賞金ランク)ベスト5に入れば本物」と言われ「安心した部分がある」という。ただ、挑戦しないわけではなく「獲らなければいけない」という気持ちもある。開幕戦でライバル対決を制し、再び女王への道を歩み始める。

続きを表示

2014年3月6日のニュース