遼　悪夢の池２発…乱調６オーバーで予選通過厳しく

第１ラウンド、11番でティーショットを放つ石川

ＵＳＰＧＡツアー　ホンダ・クラシック第１日

（2月27日 米フロリダ州パームビーチガーデン　ＰＧＡナショナル＝７１４０ヤード、パー７０）
　第１ラウンドがスタートし、インから出た石川遼（２２＝ＣＡＳＩＯ）は１１番パー４で２度池に打ち込み８と大叩き。１５番パー３もダブルボギーとするなど乱調で、６オーバーと苦しいスタートとなった。

　悪夢の９ホールだ。石川は１０番ボギーの後、１１番はラフからの第２打がグリーン手前の池へ、打ち直しの第４打も池に入り８を叩いて２ホールで５つ落とした。その後３つパーを並べたが、１５番でダブルボギー。１７番でようやくバーディーを奪ったものの、折り返した１番でボギーを叩いた。開幕前には「一試合一試合を丁寧に戦えば、世界ランクも上がっていく」と世界ランク５０位以内が出場資格のマスターズ切符を目標に掲げていたが、今大会は予選通過すら厳しい状況だ。