羽生、真央ら日本選手団が帰国 成田で放水アーチ出迎え、笑顔並ぶ

[ 2014年2月25日 10:24 ]

<ソチ五輪日本代表選手団帰国>成田空港に到着したフィギュアの浅田は集まった大勢のファンの歓声を浴びる

 ソチ五輪に参加した日本選手団が25日午前、チャーター機で帰国した。フィギュアスケート男子を日本選手で初めて制した羽生結弦(ゆづる、19=ANA)、同女子の浅田真央(23=中京大)、スノーボード女子パラレル大回転銀メダルの竹内智香(30=広島ガス)らが成田空港に到着した。

 選手らを乗せた飛行機は、滑走路上で放水のアーチで出迎えを受けた。

 空港ロビーにはファンや関係者ら千人近くが早朝から到着を待ち、選手が姿を現すと日の丸を振るなど歓声が上がり、健闘をねぎらった。到着した竹田恒和JOC会長ら役員、村上佳菜子(19=中京大)が手を振って、笑みを見せた。金メダリストの羽生は笑みをたたえ、浅田は大きな荷物を押しながら手を振るなど歓声に応えていた。

 羽生らメダリストはこの後、都内で記者会見に臨み、開閉会式で旗手を務めたカーリング女子の小笠原歩(35=北海道銀行)や橋本聖子団長も出席する。

 日本が獲得した金1、銀4、銅3の計8個のメダルは、1998年長野五輪の10個に次ぎ、海外の冬季五輪で最多を記録した。

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