スノボー竹内 決勝T1回戦敗退!2個目メダルならず

[ 2014年2月22日 18:50 ]

女子パラレル回転1回戦1回目 ゴールする竹内智香

 ソチ五輪第16日(22日)、19日のパラレル大回転銀メダルの竹内智香(30=広島ガス)が、スノーボード女子パラレル回転で2個目のメダル獲得を懸け、決勝トーナメントに挑んだが1回戦敗退、14位だった。

 大回転に比べると旗門の間隔が狭く、より小刻みなターンが求められる新種目。竹内は、今季W杯大回転で3度2位に入ったが、回転は全3戦で予選落ち。表彰台に上った回数は大回転の8回に対し、回転は2回だ。それでも、予選を通過(13位)した竹内は「回転のレース勘が戻ってきた」と手応えを感じていた。

 決勝トーナメントは1対1で対戦。青、赤コースをそれぞれ1回滑り、合計タイムを競う。2回目は1回目のタイム差をつけてスタートする。

 予選4位のジュリー・ツォック(スイス)と1回戦滑走。1回目は青コースで0秒20遅れたが、ゴール後に手を振る余裕を見せる。2回目は赤コース。ツォックを追い詰め、あと一歩というところでバランスを崩し、旗門不通過となってしまった。

 竹内は「もったいなかった。1回バランスを崩して離され、最後に攻めて失敗した。戦える環境があるならもう一回やりたい。今以上のことがやれないならやめる」と話した。

 冬季五輪の同一大会の個人種目で複数のメダルを獲得した日本人は、98年長野の船木和喜、清水宏保の2人だけ。

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