沙羅は硬い表情 山形スキー国体でテストジャンパーに

[ 2014年2月21日 19:15 ]

 第69回国民体育大会冬季大会スキー競技会は21日に山形市の蔵王体育館で開始式を行い、4日間の競技の幕を開けた。47都道府県から選手、役員ら約1800人が参加する。競技は22日に同市の蔵王温泉スキー場、山形県上山市の上山坊平高原クロスカントリー競技場などで始まる。

 開始式ではジャンプ成年男子Bに出場する遠藤晃太(山形市体協)が「山形県民が世界に誇る蔵王の地に立てることに感謝し、鍛えてきた技と力を十分に発揮し、正々堂々と戦う」と選手宣誓した。

 ソチ冬季五輪のジャンプ女子で4位だった高梨沙羅(クラレ)がテストジャンパーとして大会に関わり、開始式の会場で山形県の吉村美栄子知事らと懇談した。報道陣の取材には応じず、周囲を関係者に守られた高梨は硬い表情だった。

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2014年2月21日のニュース