藤原「いい練習できなかった」目標控えめ　東京マラソン

　東京マラソン（２３日）に出場する有力選手が２１日、東京都内で記者会見し、今秋のアジア大会（仁川＝韓国）代表選考会を兼ねる男子ではロンドン五輪代表の藤原新（ミキハウス）が、２月にインフルエンザにかかったことを明かし「いい練習ができなかった。２時間１０分を切るのを目標にしたい」と控えめに話した。

　初マラソンに臨む２２歳の宮脇千博（トヨタ自動車）と３度目のマラソンとなる松村康平（三菱重工長崎）は、ともに２時間８分台を目標に置き、宮脇は「失うものはない。思い切り走る」と意気込みを示した。

　海外勢では２時間４分４９秒の自己記録を持つタデセ・トラ（エチオピア）が「大会記録（２時間６分５０秒）は１００パーセント更新できる」と自信をのぞかせた。