葛西 帰国フィーバーに「こういうのを味わいたいと」 

[ 2014年2月21日 05:30 ]

会見を終えた葛西は獲得した二つのメダルを誇らしげに見せる

ソチ五輪ジャンプ陣が帰国

(2月20日)
 【葛西に聞く】

 ――五輪を振り返って。

 「92年から五輪に出て、待望の個人メダルを獲れた。これまでの悔しさがやっと晴れた。41歳で2個のメダルは、レジェンドという言葉に匹敵するかなと思う(笑い)」

 ――予想以上のファンが空港で待っていた。

 「こういうのを味わいたいと思っていた。今まではメダリストの背中を見て歩くのが悔しかったですから」

 ――メダルをたくさんの人に触ってもらった。

 「すでに傷が付いています。これからもいろんな人に触ってもらいたいので、持ち歩くようにしたい。汚れたら磨きに出せばいい」

 ――他競技も40代で頑張るアスリートは多い。

 「サッカーの三浦カズさん、野球の山本昌さん、テニスの伊達さん。僕も新聞で気にして見ています。おそらく互いの存在は気にしていると思う。通じ合うものはある」

 ――日本選手団の主将も務めた。

 「もっといろんな競技の応援に行きたかった。まだ競技の残っている人も勢いに乗ってメダルを目指してほしい」

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2014年2月21日のニュース