葛西 流行語大賞も狙うけど…やっぱり「金」欲しい!

[ 2014年2月20日 05:30 ]

帰国のためソチ空港に到着し、笑顔で記者の質問に答える(左から)清水、伊東、葛西、竹内

 世界選手権で金獲りだ!!ノルディックスキー・ジャンプ男子で個人ラージヒル銀メダル、団体で銅メダルを獲得した葛西紀明(41)ら日本代表4選手が19日、ソチ国際空港を出発し帰国の途に就いた。葛西は3月13日に開幕するフライングヒルの世界選手権(チェコ)での頂点奪取を宣言。W杯ポイントでも総合3位につけており、残り6戦で総合優勝を狙う。

 レジェンドが新たな伝説に挑む。ソチ国際空港の出発ロビー。7度目の五輪で個人初の銀、団体16年ぶりのメダルとなる銅を獲得した葛西は、おもむろにブレザーの両ポケットから2つの“勲章”と取り出した。「(3月に)フライングヒル(ヒルサイズが185メートル以上)の世界選手権があるので、得意の神風ジャンプで金を目指して頑張りたい」。92年世界選手権で優勝しており、22年ぶりの頂点返り咲きを狙う。

 手応えはある。1月11日のW杯個人第13戦(オーストリア・バートミッテルンドルフ)で自身10季ぶりの16勝目を挙げ、W杯最年長記録を更新した。日本代表の横川コーチは「日本人は技術があるので、(ジャンプ)台が大きい方が有利。十分に狙える」と太鼓判を押す。

 世界最強にも意欲を見せる。W杯は残り6戦。現在、総合ポイント1位は五輪個人2冠のストッホ(ポーランド)で921点、2位はプレビック(スロバキア)で908点、葛西は746点で3位につけており「良い調子を維持して、最終戦まで戦っていけば、良い成績出せるんじゃないかな」と自信をのぞかせる。横川コーチは13位の伊東、14位の竹内を含め「3人が総合に手が届く位置にいる。真の実力者はW杯総合優勝を獲った選手」と期待を込める。

 五輪の活躍で日本では、ニックネームのレジェンドが流行語になりつつある。流行語大賞にも選ばれるのでは、と話を振られると「もうちょっとレジェンドとたくさん言われれば、なれそうな気がしないでもない」とニヤリ。冬季五輪では、06年トリノ五輪フィギュアスケート女子金メダルの荒川静香さんの「イナバウアー」が同賞に選ばれているが、レジェンドの飛躍の舞台は広がるばかりだ。

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