4人でつかんだ銅 膝痛に耐えた伊東「最後までもってよかった」

[ 2014年2月18日 05:30 ]

ジャンプ団体で銅メダルを獲得し、表彰台で跳び上がって喜ぶ(左から)清水礼留飛、竹内択、伊東大貴、葛西紀明

ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子団体ラージヒル

(2月17日)
 長野五輪以来16年ぶりにジャンプ団体でメダルを獲得した日本チームはうれし涙でその喜びに浸った。

 左膝裏に痛みを抱えながら130メートル超えのジャンプを連発した伊東大貴(28=雪印メグミルク)は「何とかメダルだけは獲りたいと思っていた。僕らも精いっぱい頑張れたと思うし、最後はノリさん(葛西)が決めてくれたので。後輩たちと先輩に感謝したい」と仲間への感謝を口にした。

 フラワーセレモニーに向かう際には歩くのもやっとで葛西に支えられる場面もあり「(膝は)本当、痛かったっス」と打ち明けると「終わるまで痛いと言いたくなかった…。つらかったけど…。最後までもってよかったっス」と嗚咽をもらした。

 1月に肺炎で2週間入院した竹内択(26=北野建設)は「入院した時にオリンピックを一度あきらめかけた瞬間もあったんですけど、ずっと小さいころから目標。何とか体の状態を戻してみんなでメダル獲りたいという気持ちでやってきた。きょうは本当にメダル獲らしてもらったなという気持ちが強いです」と振り返った。

 最年少で初出場の清水礼留飛(20=雪印メグミルク)は「物凄く緊張しましたし、先輩たちの頑張りのおかげで獲れたメダルだと思います。いい経験になった五輪でした。先輩たちが苦労して頑張ってくれたおかげで獲れたメダル」と感謝の言葉が口をついた。

 苦しみながらも葛西紀明(41=土屋ホーム)の個人ラージヒル銀メダルで波に乗った日の丸飛行隊。メダルは銅だったが、チームワークは金メダル級の輝きを放った。

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