隕石メダル贈呈ひっそりと ロシア南部落下から1年記念

[ 2014年2月16日 22:39 ]

ソチ五輪の15日に行われた競技の金メダリストに贈られる隕石メダル

 昨年2月15日に上空で隕石が爆発したロシア南部チェリャビンスク州の当局者は16日までに、隕石の破片をはめ込んだ「隕石メダル」の贈呈は通常のメダル授与式とは別に、各国の国内オリンピック委員会を通じて行われると明らかにした。

 隕石メダルは15日で爆発、落下から1年となったことを記念し、同日のソチ冬季五輪の競技で金メダルを獲得した選手に対し、通常の金メダルとは別に贈られる。

 15日に行われた競技のメダリストの授与式典は16日夜にソチの五輪公園内で開催。同州はこの場で隕石メダルを贈呈することを計画したが、大会組織委員会が許可しなかったという。

 対象となるのは、国籍を韓国からロシアに変え、スピードスケート・ショートトラック男子1000メートルで優勝したビクトル・アン選手ら。銀メダルだったノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルの葛西紀明選手は対象とならない。(共同)

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2014年2月16日のニュース