真央 軽やかにトリプルアクセル&2連続3回転 公式練習

[ 2014年2月16日 22:12 ]

公式練習で笑顔を見せる浅田真央

 フィギュアスケート女子の公式練習が16日に行われ、金メダルを目指す浅田真央(中京大)は、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)やフリーで跳ぶ2連続3回転ジャンプを軽やかに決めた。団体を終えた後、日本チームが練習拠点を置くアルメニアで調整し、15日に再びソチ入り。約1週間ぶりとなる試合会場での滑りで好調を印象付けた。

 浅田はトリプルアクセルを1度に減らした新構成のフリーを音楽に合わせて滑り、苦手意識のある3回転サルコーで回転が抜けた以外はミスなく演じきった。明るい表情で40分間の調整を終え、取材対応はしなかった。

 五輪2連覇を狙う金ヨナ(韓国)は浅田と別の組で調整した。単発の3回転ルッツで回転が抜ける場面があったが、高難度のルッツ―トーループの2連続3回転ジャンプは鮮やかに成功。試合会場で滑るのは初めてで「テレビで見ていたし、イメージはつかめている」と手応えを話した。

 浅田とともにアルメニアで調整してきた鈴木明子(邦和スポーツランド)は、得点源となるトーループの2連続3回転ジャンプを重点的に確認した。団体に出場せず、本番会場での初滑りとなった村上佳菜子(中京大)は得意の2連続3回転トーループを成功し、上々の仕上がりだった。

 女子ショートプログラムは、19日(日本時間20日未明)に行われる。(共同)

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