魁皇の浅香山部屋が地鎮祭 「弟子のために」国技館至近

[ 2014年2月16日 15:23 ]

地鎮祭を終え、弟子と笑顔の浅香山親方

 大相撲の友綱部屋から1日付で独立した浅香山親方(元大関・魁皇)が16日、東京都墨田区内の浅香山部屋建設地で地鎮祭を開いた。同親方は「弟子のために、できるだけ両国国技館に近い場所に部屋を持ちたかった。気持ちの引き締まる思い」と晴れやかな表情だった。12月に完成予定。

 独立後は当面の住居と稽古場を確保し、三段目以下の力士2人を指導している。新たに2人が入門して、3月の春場所の新弟子検査を受検するという。

 通算1047勝などの歴代最多記録をつくり、38歳で現役を退いた浅香山親方は「自分以上に強く、長く相撲を取れる力士を育てたい。本人たちがやる気になれるように指導したい」と抱負を述べた。

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2014年2月16日のニュース