町田「戦い抜いた」SP11位から猛追5位!3位と1・68点差

[ 2014年2月16日 05:30 ]

町田のフリーの演技。SP11位から巻き返しを狙ったが結果は5位

ソチ五輪フィギュアスケート男子フリー

(2月14日 アイスベルク・パレス)
 初出場の町田樹(23)=関大=も冒頭の4回転で転倒したものの、SP11位から5位まで巻き返した。

 ぼう然としていた。得点を待つキス&クライ。表彰台に厳しい得点が表示され、町田は表情を失った。隣の大西コーチに背中を叩かれ「よく頑張った」とねぎらわれても反応できない。取材エリアでは最終結果が出る前に完敗を認めた。

 「最初で最後のオリンピックが終わった。いいパフォーマンスでメダルを獲ることができず、悔しい」。SP11位の出遅れを挽回すべく、意気込んだフリー。だが、火の鳥はよみがえらなかった。五輪出場を見据え、昨季からの演目「火の鳥」を続行した。12年のGPファイナルでは、ソチの同じ会場で最下位。「僕の火の鳥は死を迎えた。完全に破壊された」というほどの惨敗だった。五輪で「火の鳥を再生させる」と雪辱を誓ったが、冒頭の4回転トーループで尻もち。以降のジャンプは切れ味を取り戻したが、最終的に3位との差は1.68点だった。

 10年バンクーバー五輪では補欠1番手。初めて五輪を身近に感じ、そこから着実に力をつけた。夢舞台での演技は「泥臭くて格好いいとは言えない」と語った。だが、最後は「戦い抜いた自分を誇りに思う」と自らに言い聞かせるように会場を後にした。

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