“特権”生かして本戦へ…葛西、予選飛ばず集中高める

[ 2014年2月15日 06:35 ]

ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル予選

(2月14日)
 ジャンプ男子ラージヒルで悲願の個人メダルを狙う葛西が、予選免除の特権を最大限に生かして本戦に臨む。13日の公式練習で「メダルを取りに来ている」と強い口調で意欲を語った41歳の日本選手団主将が、勝負に出る。

 14日の予選は試技を含めて2回飛ぶ機会があったが、医師と相談してやめた。腰痛が悪化したわけではないという。横川コーチも今季のワールドカップ(W杯)でも練習を飛ばないことが多いと説明し「いつも通りの調整」とみた。

 13日の公式練習では131・5メートル、134メートルを飛び「踏み切りのタイミングや助走など、確認したいことはできた」と話した。手応えを得たことで、無理に飛ばずに集中力を高める方が得策と判断したのだろう。ノーマルヒル金メダルのストッホ(ポーランド)や、フロイント(ドイツ)ら好調なライバルとの表彰台争いに全てを懸ける。(共同)

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2014年2月15日のニュース