愛子「今はおいしいご飯が食べたい」来季以降は白紙強調

[ 2014年2月14日 05:30 ]

帰国したモーグル日本代表の上村(右)ら。左手前は村田

 フリースタイルスキー・モーグルの上村愛子(34=北野建設)ら代表選手5人が13日、成田着の航空機で帰国。2大会連続4位の上村は去就について「今は何も考えてないです。今シーズンはリステル(猪苗代)のW杯(3月1、2日)があるので、そこでいい滑りができるように頑張りたい」と話した。地元の長野県白馬村で行われる全日本選手権(同28日)にも出場する見込みだが来季以降については白紙を強調した。

 8日の本番後、既に五輪は今大会が最後になることを明言。38歳で迎える18年平昌大会までには第一線から身を引く構えだ。ただ男子も合わせた日本勢最高の4位入賞を果たし、大会中は既に帰国している伊藤みき(北野建設)を含む6人のモーグルチームの精神的支柱だった。引退を惜しむ声は多方面から出ているだけに決断に注目が集まる。

 自身の滑りについては、あらためて「自分らしい滑りができた。完璧だと思える滑りができた」と自己採点。「今はおいしいご飯が食べたい」と穏やかな笑みをたたえ、バンクーバー五輪からの4年間の戦いを終えた。

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2014年2月14日のニュース