HPで初めて米国勢が表彰台逃す…ホワイト「自分の日じゃなかった」

[ 2014年2月12日 08:39 ]

順位が確定した瞬間、ポドラドチコフ(左から2人目)と抱き合うホワイトの横で歓喜のハイタッチをする平野(左)と平岡(右)

ソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプ

 五輪3連覇を狙ったスノーボード界のカリスマ、ショーン・ホワイト(27)はまさかの4位。新種目スロープスタイルを欠場してこの種目に専念。予選では1回目で95・75点をマークしたが、決勝では精彩を欠いた。「残念。認めるのはつらいが、自分の日じゃなかった」と肩を落とした。

 優勝したのはユーリ・ポドラドチコフ(25=スイス)。高難度の決め技、キャブダブルコーク1440「YOLO(ヨーロ)フリップ」を五輪の大舞台決め94・75点をマーク。米国勢の連覇を3で止め、スイス勢4大会ぶりの金メダルを物にした。

 また、日本の平野歩夢(15=バートン)が93・50点をマークし、銀メダルを獲得。平岡卓(18=フッド)も92・25点で銅メダルを獲得。ハープパイプが五輪で開催されたのは5度目だが、米国勢が初めて表彰台を逃すことになった“歴史的大会”にもなった。

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