IOC 競技前のドーピング検査、大幅増と発表

[ 2014年2月3日 10:08 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は2日、ソチ冬季五輪の期間中に実施する2453件のドーピング検査のうち、競技前の検査を前回バンクーバー大会より57%多い1269件行うことを明らかにした。

 競技後に行う1184件は、違反者がいる可能性が高い競技やアイスホッケーなどのチーム競技に集中させる。

 競技前後を合わせ尿検査1944件、血液検査509件を実施する。バンクーバー大会では計2149件だった。アダムス広報部長は「冬季五輪史上最もドーピングに厳しい大会だ」と述べた。

 2012年ロンドン夏季五輪では、疑わしい選手を競技前に検査して5件を摘発した。(共同)

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2014年2月3日のニュース