親子マラソンでギネス記録 愛知の母と息子、片岡さん

[ 2014年2月2日 18:33 ]

 2日に大分県で行われた別府大分毎日マラソンで、愛知県豊川市の公務員片岡哲朗さん(29)=愛知県庁クラブ=と母で同県一宮市の主婦昌子さん(53)=eA愛知=が、「同一マラソンに出場した親子(異性)の合算タイム最速」で「ギネス世界記録」を達成した。記録を認定する「ギネスワールドレコーズ」には事前申請を済ませており、近く認定の運び。

 従来の記録は、2011年のロンドン・マラソンで母リビーさんと息子リチャードさんの、コリンソンさん親子が達成した合計6時間22分5秒。今回、哲朗さんが2時間31分20秒、昌子さんが3時間9分52秒で走り、合計5時間41分12秒で記録を大幅に更新した。

 昨年の東京マラソンで夫婦でのギネス記録に挑んだ選手たちの姿をニュースで見て、昌子さんが親子での記録挑戦を思い立ったという。

 レース中に哲朗さんから手を振られ、力が湧いたという昌子さんは「親子で挑戦できたことがうれしい」と笑顔。高校時代から陸上部で、現在は市民ランナーとして練習を続ける哲朗さんは「せっかく親子で一緒の趣味だから、長く続けていきたい」と温かい視線を母に送った。

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2014年2月2日のニュース