「山の神」今井 初のサブテン達成も「勝てなくて悔しい」

[ 2014年2月2日 14:28 ]

2時間9分30秒の2位でゴールする今井正人

第63回別府大分毎日マラソン

(2月2日 大分市高崎山うみたまご前―大分市営陸上競技場)
 順大時代に箱根駅伝で「山の神」の異名を取った今井正人(29=トヨタ自動車九州)が日本人トップ、7秒差で2位に入った。

 初めてのサブテンとなる2時間9分30秒でのゴールとなったが「勝てなかったことが悔しい。タイムはしっかり走れば出ると思っていた」と優勝を逃した無念さが口をつく。ただ「30キロ以降、自分で動けたのは大きかった」と収穫も十分だった。

 大会前日の記者会見では「勝負に一番重点を置きたい」「リオ五輪へ向かい、僕自身のマラソンを確立したい」と語った今井。2位に終わったものの「一段一段、階段を上っていることは自覚している。次の段階へステップを目指す」と着実にマラソン初制覇へと近づいている。

続きを表示

この記事のフォト

2014年2月2日のニュース