ケガ明けぶっつけ本番 伊藤みき「限界に挑戦する気持ちで」

[ 2014年2月1日 05:30 ]

笑顔でVサインの女子フリースタイル選手たち。(左から)星野純子、上村愛子、伊藤みき、村田愛里咲

 昨年12月に右膝前十字じん帯を損傷したフリースタールスキー女子モーグルの伊藤みき(26=北野建設)は「限界に挑戦する気持ちで挑んで、その先にメダルがあればいい」と決意を語った。

 手術を回避し、リハビリと練習を重ねてきた。今大会はメダル獲得へ最低でも4本の滑走が必要となるが、今季はW杯に一度も出場できず、ぶっつけ本番となる。「いつも持っていないもので持ってきたのはテーピングですね」と苦笑いした。

 髪形はボブからショートカットにイメチェンし「4、5カ月くらい伸び伸びだったので、晴れ舞台にふさわしくないなと時間を見つけて美容院に行ってきた」。心機一転の日本のエースは本番直前までぎりぎりの調整を続ける。

 ▽フリースタイルスキー・モーグルのソチ五輪大会方式 前回大会は予選の上位20人が決勝に進み、順位を争った。今大会は6日の予選1回目に全30人が出場し、まずは上位10人が決勝に進出。残りの20人が8日の予選2回目に回り、上位10人が決勝に駒を進める。20人が滑る決勝1回目で12人に、2回目で6人に絞り込み、3回目でメダルを争う。

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2014年2月1日のニュース