新谷25歳で引退 右足手術迫られ「すぐに答えが出た」

[ 2014年2月1日 05:30 ]

引退会見で母のことを語り、思わず涙を流す新谷

 陸上女子長距離の第一人者で、昨年の世界選手権1万メートル5位入賞の新谷(にいや)仁美(25=ユニバーサルエンターテインメント)が、東京都内で記者会見を開き、現役引退を表明した。

 12年ロンドン五輪出場後の同年11月、右足の足底腱膜炎と診断されて引退を決意したと言い、「手術をしてまで陸上を続けたいかと問い掛けた時に、すぐに答えが出た」と語った。「陸上が嫌い」「今後は陸上との関係を断つ」など、持ち前の奔放発言も飛び出したが、家族に話が及ぶと落涙した。

 31日付で同社も退社し、今後については「全てにおいて白紙。何をしているか想像もつかない」と話した。

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2014年2月1日のニュース