“協会ナンバー2”九重理事が異例の落選 相撲協会理事候補選

[ 2014年1月31日 14:59 ]

理事候補選に落選し、険しい表情で会場を後にする九重親方(左)

 公益財団法人に移行した日本相撲協会は31日、東京・両国国技館で新法人の理事候補を決める選挙を行い、協会ナンバー2の事業部長を務める現職の九重理事(元横綱・千代の富士)が落選した。

 定員10人(外部理事を除く)の理事候補には、11人の親方が立候補。協会ナンバー2の落選は異例で、九重理事は「不徳の致すところです」とコメントした。北の湖理事長(元横綱)ら7人の現職のほか、初めて立候補した松ケ根副理事(元大関・若嶋津)と出来山親方(元関脇・出羽の花)が当選し、元理事の友綱親方(元関脇・魁輝)も復活した。97人の全親方による投票で、友綱親方が当選者で最少の7票を獲得。九重理事は5票だった。

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