公益法人体制スタート 北の湖理事長「親しまれる協会を」

[ 2014年1月31日 05:30 ]

日本相撲協会の公益財団法人移行会見に臨んだ北の湖理事長

 日本相撲協会は30日、公益財団法人の登記を行い、新法人としてスタートした。財団法人となった1925年以来89年ぶりの衣替えで、引き続き税制の優遇を受ける。

 両国国技館で会見した北の湖理事長(元横綱)は「広く国民の皆さまに親しまれる相撲協会を築き上げたい」と語った。31日に新たな理事候補を決める選挙を行うが、大相撲春場所(3月9日初日、ボディメーカーコロシアム)は現体制で開催。春場所後の3月24日に開かれる公益法人として初の評議員会と理事会で新体制がスタートする。

 相撲協会は年寄名跡の扱いや評議員の構成などをめぐって紛糾。当初より1年以上遅れて昨年9月に公益財団法人の認定を内閣府に申請した。

続きを表示

2014年1月31日のニュース